星屑の街

道端に咲いた花から 教えてもらえることも沢山ある

誇り。

 

つい最近、嬉しいことがあった。

 

なんとなく、誰のことなのかを知られたくないなと思ってるから、伏せる。好きな人にはきっと分かると思うけれど。

 

 

その人は私の推しではない。推しと同じグループの一人。彼はそのグループを好きになるきっかけで、推しに出会わせてくれた。

 

きっかけの人だし、最初は彼を推していたから特別という枠に入る。

 

 

彼は頭のいい人だ。学歴とか勉学とかそういうものではなくて、聡いというか。色んな経験をしてきたからこその意見をくれる。どうしてそんな風に考えれるのだろうと感嘆することが多い。

 

彼の言葉はきっとこれから生きていく上で助けになるだろうなと何度も思った。迷った時、辛い時、つまづいた時、支えになってくれるだろうと。

 

そんな彼のことが私はとても好きだ。リア恋や夢女の感情よりも、遥かに尊敬が強い。だから、彼の話す声を言葉を聞いていることがとっても好きだった。

 

 

そして、彼の性格は誤解を恐れず言うならばめんどくさい。彼なりのこだわりがあって、それにもちゃんと理由があって。そんなめんどくさいとこさえも彼の魅力だなと思わせてしまうところが、彼の凄いところ。

 

短い時間だけど彼を推していた私は、結構彼を好きだったなと今でも思う。まあ、どうして彼を降りて、別の人を推したのかは色々理由があるからそこは割愛。でも簡単に言うなら、彼のことを好きでなくなったわけではなかったし、素直に私が私らしくいられるのが今の推しだったというだけ。

 

 

冒頭に嬉しいことがあったと書いたが、そのことがあった時、嬉しいが一番に抱いた感情だった。そして、何日か後にそれに対する彼の言葉を聞いた。

 

彼の言葉を聴き終わった時、涙が流れていた。

 

 

今までの彼の思い、彼が抱いた感情。比較的素直に吐露してくれた。

すべてが彼らしくて、だけど彼への好きは膨れ、尊敬は増した。らしさを感じたのに、なんだか新しい彼を知った気がしたのだ。否、私が思っていた彼よりも、何倍も素敵だったのだ。

 

最後に言ってくれた、みんなは俺の誇りですという言葉。彼らしくて、彼らしくなかった。

そこまで直接的に、しかもそこまでの言葉。ありがとうってたくさん言ってくれる。みんなのおかげだと言ってくれる。

でも誇りなんて私の知る彼はあまり言わなくて。彼がその言葉を選択することがイメージできなかったし、意外だった。

 

 

その、みんなに私が入ってるのかは正直分からない。でも、何となくそのみんなに私は入ってはいけない気がした。

だって私の推しは彼ではない。彼を一番に好きで、彼を応援している人の中に混じってそのみんなにいようとすることなんて、できない。

 

 

 

私はそのみんなに入りたいわけではなくて。未練があるとかではなくて。

思ってくれていることは日々わかっても、ちゃんとそうやって言葉にして伝えてくれる彼って、私が勝手に思っていた彼より、何倍もかっこよくて素敵だったなっていうお話です。

 

 

私は今の推しのことが最高に好き。ありがとうとたくさん伝えてくれて、柔らかくてあたたかくて、言葉の贈り物を絶え間なくくれる彼が最高の推しだと思っているから。

また推しについてもブログ書きたいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に。

おめでとう。次の目標が果てしないと言われる場所なのがあなたらしいなと思った。でも無理だよとか目標が高すぎると言われることまでも想定して、そこを目標にするあなたは最高にかっこいい。

一つ一つ階段を上るその道を隣ではなくても、これからも共に歩かせて欲しいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

桃色のあなたに。

 

 

 

おわり。